EC/通信販売事業
定義:インターネットまたはカタログ媒体を通じて商品及びサービスを販売する事業
業態例: ECモールの出店者、自社ECサイト運営、カタログ通販・チラシ通販・テレビ通販 等
企業例:Amazon、オイシックス・ラ・大地、アスクル、生協の宅配パルシステム、街の中華料理屋、等
広告配信と在庫管理、デリバリーオペレーションの効率化が課題
インターネットまたは電話・はがき等で商品またはサービスを販売する形態の事業です。プッシュ型ではなく、インターネット、チラシ、テレビ等の広告媒体を使ってお客様の需要を喚起し、プル型で販売を行う点が特徴です。
EC専業の企業は多くはないとは思いますが、インターネットでの販売は多くの企業が取り入れている事業形態です。
インターネットでブランド名で検索されるほど認知がが入るまでは、広告媒体、PR媒体等で集客を行う必要があります。ブランド認知が取れた後であっても、新商品の展開などで広告と付き合い続ける必要があります。EC/通信販売事業で成果を上げ続けたい場合は、広告管理は避けて通れないでしょう。広告には、広告ターゲット/媒体選定、クリエイティブ制作、分析等多様なスキルが必要になり、媒体の広告枠購入(google/yahooのリスティング広告含む)はもちろんのこと、社外のリソースを使った広告運用が普通です。広告運用自体を広告代理店に丸投げしている会社も多いです。
EC事業を展開される場合、独自ECとモール型EC(Yahoo!ショッピング、楽天等)に同時に出店されていることも多いため、在庫管理は非常に煩雑になります。
また、購買ハードルを下げるための多彩な支払い方法の用意、配送オプションなど、注文された商品をお客様の手元に届けるまでのデリバリーオペレーションが煩雑化し、収益を圧迫する要因になりかねません。